お知らせ
2021.06.21研究業績
mRNA前駆体の塩基修飾についての研究成果が、EMBO Journal誌に掲載されました
東京医科歯科大学の大学院生だった渡部栄地さんの研究成果が、欧州の専門誌EMBO Journalにオンライン掲載されました。この研究成果の詳細は、東京医科歯科大学から「代謝産物がRNAのメチル化を介して代謝酵素の量をフィードバック制御する ― 代謝酵素の量を一定に保つ遺伝子発現の新しい制御機構 ―」のタイトルでプレスリリースされています。
この研究は、東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻の鈴木勉教授と石神宥真特任研究員、同大学院新領域創成科学研究科の鈴木穣教授、筑波大学生存ダイナミクス研究センターの深水昭吉教授らのグループとの共同研究であり、日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究および新学術領域研究「先進ゲノム支援」・「RNA タクソノミ」・「代謝統合オミクス」)の支援のもとで行われたものです。
Watabe et al., m6A-mediated alternative splicing coupled with nonsense-mediated mRNA decay regulates SAM synthetase homeostasis. EMBO J (2021)40: e106434.
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